シェービング(顔そり、襟足そり、うなじそり)を予定した和装スタイルについて

花嫁さまのシェービングには型があります

和を用いての髪の始末というか、それに秘めるお守りというか…
女性が最も美しく見えるよう、額と衿あしに富士山の形をつけていきます。

しかし現代は洋装との併用が多い和装支度は、髪はほとんどがカツラになり、生え際の美しいさまも個性は無視され、カツラが浮かないようなシェービングの始末を求められるのです。

この「浮かないように始末する」という事を知らない理容師も実はおられるので、理容室のシェービングをおこなう際には、カツラ合わせの際の画像を持参すると失敗ないです。

なぜブライダルシェービングをオススメするか⁉

画像をご覧いただけたらわかりますが、和装花嫁さま水おしろいをひきます。

うぶ毛があると無いとでは仕上がりの美しさに差が出ます。
舞妓さんが定期的に床屋さんでうぶ毛を剃ってもらうというのは、もはや当たり前のお手入れなんですよ。

一つは肌を美しく見せるため

そしてもう一つは、やはり、お守り的な印を刻みその美しいさまの優越感を感じてもらいたい。。
（カミソリのプロ、理容師にしかできない美しい型）

ちなみに、地髪の日本髪で和装婚礼をされる方は、額と衿あしの美しさがシェービングによって活きます。
細部の美しさまで気を配ってもらえるヘアメイクさんなら、理容室でのシェービングをすすめてくださるはずです。